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気をつけよう:読み取れないQRコードの特徴 4つ



せっかく掲載したQRコード。
たくさんの友達やお客様にスムーズに読み取ってもらいたいですよね。

しかし、「これは読み取れないだろう...」という
悲しいQRコードを街なかで時々見かけます。

全てのトラブルに共通して言えることは、
みなさんがQRコードを作成した後に
「複数のスマホ・アプリで」「読み取り確認をする」ことで予防ができるということです。

それでは、NG例を見ていきましょう。


  (1) 印刷・表示するサイズが、小さすぎる          


小さすぎるQRコード

あまり小さいと、読み取れないだけでなく、
読み取りに時間がかかる場合も増えて、
ユーザーにストレスを与えてしまいます。

推奨の目安は、一辺 1.5cmです。
文字数(QRコードの中身のURLの長さなど) が特に少ない場合は、1cm 程度でもうまくいくことがあります。
逆に、文字数が多いときは、もう一回り大きくする必要があります。


  (2) アイコンを上に重ねてしまった          

大きなアイコンを重ねたQRコード

通常のQRコード作成サイトは、アイコンを上に重ねることを想定していません。
そのため、あなた自身が、アイコンや文字を上に重ねると、読み取りエラーとなります。

重ねたい場合は、こちらの専用フォームをご利用ください。
https://qr.quel.jp/design.php

もしどうしてもご自分でデザインをするならば、
● QRコード生成時のエラー訂正設定は「最高H」を選択する(上記の専用フォームはHになっていますので、文字入れ⇒空欄にして作成します)
● アイコン等は、4隅にあるパターンマーク(大きな四角)に重ねない
● アイコン等の面積は、できるだけ小さく(安全を重視するなら、全体の20%以下ぐらい)
の3点を厳守してください。


  (3) 色を反転させている          


色を反転させたQRコード

色を反転させたQRコードって、かっこいいですよね。

しかし気をつけたいのは、読み取りのアプリによっては、
反転したQRコードを読み取れないことがあるのです。

いくらあなたのスマホで、OKだったとしても、
実際に読み取るのは、たくさんのお客様です。
お客様が、あなたと同じアプリで読み取るとは限りませんよね。

※ 徐々に対応しているアプリが増えていますので、
今後の状況によっては、この事情は変わります。


  (4) 背景に比べて、ドットの色が薄すぎる。          


色のコントラストが弱いQRコード

デザイン性を重視すると、QRコードのドット色や背景色にも
こだわりたいものです。

この際に気をつけるのは、ドット色(濃い色)と背景色(薄い色)
の間に十分なコントラストをつけることです。

光沢面に印刷する際も、同様に注意が必要です。



以上、4パターンを取り上げました。

対策の結論としては、繰り返しになります。
スムーズに読み取りができるかどうか、お手持ちのいくつかのスマホやアプリで
読み取りとアクセスの動作確認が必須なのです。



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