お役に立ちそうなテーマについて解説しています

【注意喚起】無料だと誤解しやすいQRコード作成サイトに気をつけて


最近、当サイトではなく他社、QRFYなどの特定の「無料QRコード作成サイト」を利用した
ユーザーさんから当サイトへのお問い合わせが増えて困っています。

流れはこうです。

  1. 特定の「無料QRコード作成サイト」( この無料というのが要注意なのですが )では、 QRコードサイトの初期ページでは、静的な(通常の)QRコードを画面に表示する。

  2. その後、画像をダウンロードしようとすると、会員登録を促される。

  3. 登録後に画像をダウンロードする段階になると、 URLが 短縮URLに【差し替わり】、動的な(可変の)QRコードになっている。

  4. 動的な短縮URLに変わってしまったQRコード画像を、 そうと知らずに、ユーザーがそのままダウンロードする。

  5. この段階では、読み取っても正常にページ移動する

    特定のサイト内では、無料サービスを大きくうたっているが、 それは短いトライアル期間のみの話である。サイト内には、わかりにくく料金表も載っている。

  6. トライアル期間の経過後は、QRコードが無効化されて、エラーページのようなものに飛ばされる。ユーザーはこの段階で異変に気づくが、すでに印刷して配布してしまっていたりする。

  7. QRコードの無効化を解除するには、会員登録したアカウントにおいて継続課金(サブスクリプション)が要求される。


これの恐ろしいところは、
(1) の段階では、通常のQRコードを画面で見せているところです。
ダウンロード時 (3)(4) になると、業者のURLのQRコードに置き換わる

この差し替えは、普通のユーザーは気づきにくい。

トライアル期間があるのもワナのような役割をはたし、
その間は正常にアクセス(移動)できるため、安心して印刷物などで使用してしまう。

その後、QRコードが無効化されたタイミングであわてることになり、
業者にお金(まるで身代金のように)を要求されることになる。

業者によりますが、おおむね数万円~ ぐらいででょうか。
払える会社は払えてしまう金額。
訴訟するには小さい金額。多くの人が泣き寝入りしてきたことでしょう。

これではQRコードが【人質】にとられたようなものです。
私はこれを個人的に「準ランサム型QRコード作成サイト」
呼んでいます。
なぜなら、サイト設計・文言、特に(1)の段階が、無料だという誤認をユーザーに極めて与えやすいからです。

一方、QRのススメでは良心的な運営を心がけ、
無料サイト(広告による運営と明示)と、
有料サイト(料金体系を明示)で
明確にサイトを分けています。

そのため、ランサム的なことは一切行っていません。

なお、他社のサイト(つまり、当サイト以外)で作成したQRコード
について、弊社にお問い合わせ・ヘルプ・対処をお求めいただいても
一切の動きようがございませんので
あらかじめご理解をお願い申し上げます。





このサイトをつぶやく
  𝕏・twitter