最近、当サイトではなく他社、QRFYなどの特定の「無料QRコード作成サイト」を利用した
ユーザーさんから当サイトへのお問い合わせが増えて困っています。
流れはこうです。
- 特定の「無料QRコード作成サイト」( この無料というのが要注意なのですが )では、
QRコードサイトの初期ページでは、静的な(通常の)QRコードを画面に表示する。
- その後、画像をダウンロードしようとすると、会員登録を促される。
- 登録後に画像をダウンロードする段階になると、
URLが 短縮URLに【差し替わり】、動的な(可変の)QRコードになっている。
- 動的な短縮URLに変わってしまったQRコード画像を、
そうと知らずに、ユーザーがそのままダウンロードする。
- この段階では、読み取っても正常にページ移動する
特定のサイト内では、無料サービスを大きくうたっているが、
それは短いトライアル期間のみの話である。サイト内には、わかりにくく料金表も載っている。
-
トライアル期間の経過後は、QRコードが無効化されて、エラーページのようなものに飛ばされる。ユーザーはこの段階で異変に気づくが、すでに印刷して配布してしまっていたりする。
- QRコードの無効化を解除するには、会員登録したアカウントにおいて継続課金(サブスクリプション)が要求される。
これの恐ろしいところは、
(1) の段階では、通常のQRコードを画面で見せているところです。
ダウンロード時 (3)(4) になると、業者のURLのQRコードに
置き換わる。
この差し替えは、普通のユーザーは気づきにくい。
トライアル期間があるのもワナのような役割をはたし、
その間は正常にアクセス(移動)できるため、安心して印刷物などで使用してしまう。
その後、QRコードが無効化されたタイミングであわてることになり、
業者にお金(まるで身代金のように)を要求されることになる。
業者によりますが、おおむね数万円~ ぐらいででょうか。
払える会社は払えてしまう金額。訴訟するには小さい金額。多くの人が泣き寝入りしてきたことでしょう。
これではQRコードが【人質】にとられたようなものです。
私はこれを個人的に
「準ランサム型QRコード作成サイト」と
呼んでいます。なぜなら、サイト設計・文言、特に(1)の段階が、無料だという誤認をユーザーに極めて与えやすいからです。
一方、
QRのススメでは良心的な運営を心がけ、
無料サイト(広告による運営と明示)と、
有料サイト(料金体系を明示)で
明確にサイトを分けています。
そのため、ランサム的なことは一切行っていません。
なお、他社のサイト(つまり、当サイト以外)で作成したQRコード
について、弊社にお問い合わせ・ヘルプ・対処をお求めいただいても
一切の動きようがございませんので
あらかじめご理解をお願い申し上げます。